梅毒トレポネーマについて説明します

いきなり「トレポネーマって何?」と聞かれても、すぐに答えられる人は少ないと思います。

 

この聞き慣れない言葉ですが「梅毒」と聞くと、この言葉は耳にした事がある人も多いはずです。

 

トレポネーマとは簡単に言うと性病である梅毒の原因菌で、普段私達の体内には存在しない菌です。

 

他にもトレポネーマという言葉は存在し、例えば歯周病の原因菌にトレポネーマという名前の細菌も存在します。梅毒のトレポネーマと全く同じ名前ですが、種類としては全く別ものです。口の中に梅毒の危険性をはらんでいるのかと心配された方は安心して大丈夫です。ただ、この場合は口臭が酷くなりますし人に伝染しますから、気になる方は歯医者さんに相談しましょう。

 

話はそれましたが、今回は梅毒トレポネーマについて考えていきます。

 

梅毒トレポネーマはスピロヘータ科の細菌で、ミクロ級に小さいです。

 

しかし小さいながらも活発に回転運動や屈曲運動を行います。

 

この細菌自体は非常に弱く、39℃の温度なら5時間以内に、40℃なら2時間以内に死滅するのだそうです。

 

他にもほとんどの抗生物質で死ぬというか弱さですが、抗生物質が発見される以前は世界的にまん延して死者も出ました。

 

昔は不治の病として恐れられていたのです。現在の梅毒の治療法は、ペニシリンという抗生物質を投与するか点滴する事で完治が望めます。

 

とにかく早期発見・早期治療が求められる病気で、治療が遅れると第1期・第2期・潜伏期・第3期と段階的に症状が進行します。

 

遅ければ心臓や脳の障害を引き起こした結果今でも死に至ることが有り得る病気、梅毒という病気の怖さは未だ変わらない訳です。

 

梅毒が気になるという人は、病院や保健所で梅毒検査を受けてみる事を強く勧めます。

 

この際血液検査をしますが、血液も用いた抗原抗体検査を行います。血液の中の梅毒トレポネーマの量を、抗原抗体反応の原理を使って間接的に測定するというものです。その方法は2つあり、PRP法とTPHA法と呼ばれています。いずれも梅毒トレポネーマに感染後、4週間以上経過していれば検査が可能だと言われています。

 

近年、梅毒の感染者は増加しているといいます。病院等での検査に抵抗がある人は、通販の検査キットで調べてみてはいかがでしょうか?早めの対応をお願います。