ヘルペスは身近な病気です

ヘルペスは案外身近な病気です。

 

口腔ヘルペスと聞くと納得できるかと思うのですが、実際私も口腔ヘルペスになった事が何度かあります。

 

そして症状こそ基本的に一緒、水ぶくれが複数できて痛みを伴います。一般的にヘルペスと呼ばれるものは、単純ヘルペスウイルスが原因である性器ヘルペスと口腔ヘルペスの2つです。

 

両者の大きな違いは感染経路です。

 

まず口腔ヘルペスの場合ですが、風邪や過労、ストレスなどで起こる身体の免疫力の低下に伴って発症します。

 

そもそもヘルペスというのは「単純ヘルペス1型」というウイルスに感染している為に発症するのですが、多くの人が子供の頃に感染している事が多い様です。

 

それが20〜30代で症状が出始め、再発を繰り返す事になります。その都度感染する訳ではなく、昔に感染しているウイルスが体調悪化に伴い活動してしまうということです。

 

 

私も経験があるので“分かる分かる”ってうなずけるのですが、元気な時はひっそりと再発のチャンスを待ち、パワーダウンしたと同時に発症しだす、厄介でありとてもポピュラーな病気なのです。

 

性器ヘルペスの原因

次に性器ヘルペスですが、同じく単純ヘルペスウイルスによって引き起こされるウイルス感染症です。そしてその感染経路は主に性行為が原因です。

 

風邪の様に空気や飛沫感染はせず、セックスの相手の性器にできたヘルペスから感染したと考えられます。他にもオーラルセックスが原因の場合もあります。

 

 

つまり口腔ヘルペスの人が相手にオーラルセックス(クンニやフェラチオ)した場合や、口腔ヘルペスを手で触ってから性器を愛撫した場合でも、性器ヘルペスが発症する事があります。また、ウイルスがついたタオルや洋式便座からうつるケースも稀にあります。

 

そして厄介なのが、性器ヘルペスも再発する事があるのです。免疫力の低下や局部的な損傷、ストレス、生理前、セックスによる皮膚の摩擦。アルコールの飲みすぎ、紫外線を浴びた時も要注意です。

 

性器ヘルペスの症状

性器ヘルペスの症状ですが、性器に赤いブツブツや水ぶくれ、かいよう(皮膚のただれ)ができます。初めて発症した時は強い痛みや発熱を伴う事があるのですが、再発の場合は小さな水ぶくれが出来るだけの比較的軽い症状でおさまる事が多いです。

 

 

もう少し詳しく説明すると、女性の場合は感染後数日で外陰部に水泡が出来、リンパの腫れや排尿痛が現れます。

 

初感染では痛みが強く、我慢できない程です。再発の場合は比較的軽い症状で済みます。そして女性ならではなのが、外陰部のみならず膀胱や子宮にまでヘルペスが広がるケースです。

 

酷い時は髄膜まで達し、髄膜炎を起こします。こうなると尿が出なくなります。

 

 

もう1つ、産道感染による新生児のヘルペス感染症は、発症の予防が困難です。新生児にとって致命的になる事もありますので要注意です。男性の場合、陰茎包皮の周囲小さな水泡が複数でてきます。

 

 

潰瘍(皮膚のただれ)も見られます。女性と同様に初めて発症した時は強い痛みや発熱を伴う事がありますが、再発の場合は軽い症状でおさまる事が多いです。

 

 

軽い痒みだったのが痛みに変わり、排尿できなくなったりします。リンパの腫れや尿道炎で分泌液が出る事もあります。

 

 

多くの性病はコンドームでの予防が可能です。

 

 

しかし性器ヘルペスの場合、コンドームで覆われている分部以外にウイルスがついていると厄介です。完璧な予防法はないと言って良いです。

 

確実な方法として、症状が見られる人と性行為をしない、患部を触らない、もし触れたらよく手を洗う、不特定の人とのセックスをしない事です。