下痢症状が続く場合、いくつかの病名が考えられますが・・・

通常の下痢ならば、3〜4日で改善するのが普通です。

 

しかし数週間経っても下痢が改善されない、もしくは1ヶ月以上慢性的な下痢が続いている。

 

こうなると様々な病気を疑っても良いと考えられます。下痢が原因の病気となると、最近でもっとも多いのが「過敏性腸症候群」です。腸の検査や血液検査で明らかな異常が認められないのに、便秘や下痢が長期に渡って続く病気です。

 

 

日本を含む先進国に多い病気であり、便秘型・下痢型・交互型の三種類あります。

 

 

ストレスも大きな原因となっている様です。「大腸がん」の場合も下痢と便秘を繰り返したり、血便が出たりします。消化管に縦長や不整型の深い潰瘍を形成する慢性の病気で、腹痛、下痢、血便などの症状がみられる「クローン病」、大腸に慢性の炎症がおき、下痢、血便、粘液と血液の混じった便(粘血便)、腹痛などの症状がみられる「潰瘍性大腸炎」、結核菌が腸に侵入し炎症を起こして潰瘍を形成する「腸結核」、腸結核も腹痛や下痢に悩まされます。

 

 

下痢が長期間続いているのなら、これらの病気を疑ってみても良いでしょう。

 

 

 

勿論長期に渡り続く下痢でも、病気と判断されない場合もあります。ストレスや食べ物、細菌感染などが原因で下痢になった場合がそうですが、それでもやはり病院で適切な薬を処方してもらった方が治りが早いと思います。

 

 

性病でも下痢が続く場合がある?

下痢が続く病気でもう1つ考えられるのが性病です。性病の一般的な症状として陰部の痒みや異常、腹痛、尿をする際の激痛などですが、下痢と性病は無関係ではありません。

 

 

下痢の症状が出る性病として代表的なのが「B型肝炎」と「HIV」です。

 

 

B型肝炎はB型肝炎ウイルス(HBV)の感染が原因で起こる肝炎です。以前は注射器の使いまわしなどが感染経路になっていましたが、近年では性行為による感染が増加しています。血液中にウイルスがいると、精液や膣液の体液中にも染み出てきます。

 

 

よってセックスやオーラルセックスでも感染の危険性があります。

 

 

主な症状は倦怠感や疲労感、食欲減退、発熱、そして治らない下痢で、風邪によく似ています。排尿時に尿の色が濃かったり、身体や白目に黄疸が現れるのも
特徴です。

 

 

 

早めの検査と治療で完治しますが、肝炎が悪化した場合は肝臓移植や、最悪の場合は死に至ってしまう程の病気です。

 

 

次にHIVです。HIV(エイズウイルス)を含む血液や精液、窒液や母乳が、相手の粘膜分部や傷口に接触する事で感染の可能性が出ます。症状としては、発熱や関節痛、リンパ節の腫れ、下痢など風邪に似ています。

 

 

 

発疹や咽頭炎、頭痛、口内炎(口腔カンジタ症)、視力が低下したりもします。しつこい下痢や寝汗、体重減少や1ヶ月以上続く発熱の場合、もしかしたら・・と過去の行いを思い返してみて下さい。そして思い当たる節があるのなら、是非勇気を持って検査を受ける事です。

 

 

 

エイズ感染はHIV抗体検査によってしか知ることができませんので、献血をしたら分かるかも?とか思わない方が良いです。病院や、もしくは保健所などで匿名の検査を受ける事をお勧めします。そしてもしHIVに感染している場合、免疫力がかなり低下した発症期の可能性があります。

 

 

 

単なる下痢だと思って放っておかず、色々な病気を疑い、そして性病も疑っていくべきでしょう。特にHIVと聞くと、いきなり「死」に直結していく様で恐怖を感じます。まだまだ差別的要素が抜けきれないのが本音ですから、どうしても検査に踏み切れず心配だけが膨れ上がるケースが多いです。

 

 

 

もし検査をして陰性なら、気分を新たに違う病気を疑えば良いだけです。そして万が一陽性だとしても、早期発見と定期的な治療でエイズを発症する事なく済む場合も十分考えられます。下痢だけに限らず、体調不良が続いたら性病も含めた病気を疑っていきましょう。

 

 

 

自宅でこっそり性病検査