性病?と思ったら検査するのがベスト?

「もしかして性病に感染しているかも」と不安になったら、速やかに性病検査する事をお勧めします。

 

「早期検査が早期治療に繋がります。」これらのフレーズは良く聞きますが、逆にタイミングが分からなくなってしまいがちです。

 

不安な行為をした後にすぐ性病検査して、果たして結果は出るのか?

 

そもそも性病の種類によってタイミングは別々なのか?

 

性病検査して陰性だったのに、後で症状が出だしたら怖いですよね。

 

もう1度検査すると二度手間ですし、お金だって倍近く掛かってしまいます。結果論から説明すると、性病には潜伏期間があります。

 

 

ですから潜伏期間を超えた検査結果が出るタイミングに合わせて検査を行う必要性があり、各性病によって潜伏期間は違います。

 

 

ここでは性病検査を受けるタイミングについて、各性病別で説明していきます。但しあくまで目安ですので、場合によっては何度も検査をする事になるかもしれません。ご了承下さい。

 

性病別の検査を受けるタイミング

クラミジア感染症

不安に思う行為をして2〜3日後が目安です。但し男女共にクラミジアは自覚症状が乏しい為、気づかずに過ごしているケースが多いのが難点です。症状が出なくても感染は進みますから、思わぬ重症化になってしまう恐れもあります。女性の場合不妊症や子宮外妊娠の原因にもなる怖い病気です。不安に思う行為があるのなら、念のため検査しておくと良いと思います。男性の場合尿の採取、女性の場合綿棒の様なもので粘膜を軽くとるだけです。

 

淋病

不安に思う行為をして2〜5日後が目安です。この潜伏期間の後、男性は尿道の痒みや痛み、女性は排尿時の痛みやおりものの変化が現れます。但し30日後になって初めて症状が出現するようなケースもありますので、やはり不安に思う行為があるのなら念のため検査しておくと良いでしょう。オーラルセックスが原因で咽頭(喉)に感染する咽頭淋病の場合、症状が出ない場合が多いです。心当たりがあるのなら、淋病検査と一緒に検査する事をお勧めします。

 

膣トリコモナス症

不安に思う行為をして2〜3日後が目安です。但し症状が出ない場合や発症初期の場合、膣トリコモナスを検出できないケースがあります。更に男性の場合トリコモナス症に感染したとしても、症状が出るのは約1割程度です。その場合でもトリコモナスは前立腺などにひっそりと潜伏し、発症しない事もあるのです。発症しないなら良いじゃんと思いがちですが、パートナーのどちらかが感染している場合、知らないうちにもう一方に感染させてしまうしまう可能性が高くなります。ピンポン感染が続くのは良くありません。パートナーのどちらか一方に症状が出たら、もう1人も検査を受けましょう。無自覚でも可能性があれば検査したほうが良いです。

 

カンジダ症

カンジダ症はカンジダ真菌による感染症です。不安に思う行為から2〜7日が潜伏期間とされています。とはいえカンジダ症は性感染症とはちょっと違い、女性の場合特に体力の低下や抗生物質の服用、妊娠中など、免疫力が低下している時に発症しやすく、性行為以外でも発症します。更にカンジダ菌が存在しているだけで治療が必要とは限りませんから、症状が出てから検査した方が良いと思います。検査方法としては膣内の分泌物を綿棒の様なもので擦り取り、専用の菌培養地にセット。カンジダ菌の繁殖状況を見て判断します。治療を開始して症状が緩和されると、途端に治療を放棄してしまう人もいます。必ず医師が終了と言うまで治療を行って下さい。

 

性器ヘルペス

不安に思う行為をしてから2日〜21日が潜伏期間であり、だいぶ幅がある事が分かります。症例的には感染から1週間前後で発症するケースが最も多いですが、症状が現れてから検査をする事がほとんどです。感染してから数日で症状が出る急性型の場合と、感染から数週間以上経ってから症状が出る再発型の2パターンがあります。急性型の場合いつ感染したか特定しやすいですが、再発型はいつ感染したのか分からない事が多いです。又感染から1度も症状が出ず、何十年も経ってから風邪などが引き金となり発症する事もあります。症状が出始めたら、速やかに検査しましょう。

 

尖圭コンジローマ

不安に思う行為をしてから4週間〜6ヶ月の潜伏期間を経て発症するという、長い潜伏期間が特徴的です。その為複数のセックスパートナーがいる人は、いつ感染したのか特定する事は困難です。女性の場合性器から肛門にかけて、男性の場合も性器にかけ、イボが沢山出来ます。男性は特に痛みや痒みがない為、そのまま放置する事もある様です。しかし尖圭コンジローマを放置するとHIVに感染する可能性が通常の約11倍にもなるとの事ですので、症状が出たら検査して下さい。

 

梅毒

不安に思う行為から3週間〜6週間の潜伏期間を経て発症します。梅毒の場合発症して最初の症状が出るまでの期間、4週間は性病検査を保留にしておいた方が賢明です。症状が出る期間と無症状の期間を繰り返し、病気の進行は1〜4期に分けられています。症状が出ている時を見過ごすと一時的に異常がなくなる様に見える為、注意が必要な病気です。

 

HIV

潜伏期間に個人差があり、不安に思う行為から3週間前後で風邪の様な症状が現れる事が多いです。その後「キャリア」と呼ばれる潜伏期間が続き、数ヶ月で症状が現れる人もいれば、数十年経ってから症状が現れる人もいます。そして感染から2〜3ヶ月後でなければ正しい結果を聞く事が出来ません。この間不安で仕方ないという場合は、病院や保健所に相談しましょう。早い時期でも検査を受ける事も可能ではあります。しかしこの期間で陰性であっても、3ヶ月以上経過してからスクリーニング検査を受けて確実な検査結果を聞く必要性があります。「HIV=死」を連想してしまう人も多いですが、早期発見と適切な治療でエイズを発症させずに生活する事も可能になっています。又新薬の開発も進んでいますので、絶望する事はありません。怖がらずに検査を受ける事こそが重要なのです。

 

 

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