銭湯や温泉で性病はうつるの?

銭湯や温泉で性病が移るという噂を耳にした事はありませんか?

 

この噂が本当なのか嘘なのか・・結論から言えば本当です。

 

こう言うと怖くて銭湯に行けなくなってしまいそうですね。

 

しかしよくよく考えれば、銭湯や温泉で性病がバンバン移るのだとしたら?今頃世の中性病の人ばかりになっているでしょう。

 

 

私事ですが、銭湯大好き人間です。温泉も大好きで、休みの日に日帰り温泉や、連休には遠出して温泉宿に泊まり、温泉にゆっくり浸かって疲れを取るのが生き甲斐です。そんな私ですが、今まで一度も性病に感染した事はありません。

 

 

 

カンジダだけ発症した事があるものの、妊娠中で体力が低下しており、膣内の自浄作用が低下した為でした。婦人科で抗真菌薬を処方してもらって症状が緩和し、今に至ります。ですから性感染症には感染した経験がないと言って良いと思います。

 

 

しかし一部の性病については、銭湯や温泉で移る可能性がゼロではないと警告している様です。

 

 

念のためその性病を挙げておきます

膣トリコモナス

トリコモナスという原虫が膣や尿道に入り込み、炎症を起こす性感染症です。トリコモナスは乾燥に弱い一方で、水中には強いのが特徴です。その為に銭湯や温泉、公衆トイレの便座、プール、タオルなどから感染してしまうケースがある様です。そしてこの可能性があるのは女性のみであり、男性には感染の心配はありません。女性だけ感染のリスクがあるなんて、男子卑怯!って思ってしまいそうですね。しかし身体の構造上仕方なさそうです。男性は性器が露出していますが、女性は性器の作りが複雑です。そのせいで原虫が中に入り込みやすく、感染のリスクが高まります。

 

 

毛じらみ

毛じらみとは吸血性昆虫で、体長1mm前後のシラミの一種です。主に陰毛に寄生して人間の血を吸います。性行為によって陰毛が直接触れて感染・・・といったパターンが主ですが、タオルや毛布の共用などによっても感染します。銭湯や温泉での感染が気になるところですが、毛じらみは水中だと毛にしがみつく傾向にある様で、銭湯や温泉、プールなどの水中で感染する事はない様です。しかし問題は脱衣所やトイレなどです。毛じらみは人間の身体を離れてからでも約48時間程生存が可能であり、タオルや毛布の共用での感染が危惧されます。そして毛じらみは男女共に感染する可能性があります。男性だから大丈夫なんて事ありませんので要注意です。

 

 

以上2種類の性感染症に関しては、銭湯や温泉で感染する可能性があると言って良さそうです。

 

 

では感染力が強く日本で一番感染者が多いとされる“クラミジア”はどうなのでしょうか?調べてみたところ、クラミジアの感染力自体は他の性病より強く、しかも自覚症状がないので広まるケースが多いのは確かです。

 

 

そして若い女性のクラミジア感染が拡大しており、クラミジアを放置したままだとHIVに感染する確率が上がる為、とても危惧されている性病ではあります。しかし銭湯や温泉でクラミジアが移るという危険性はまずないと言えるでしょう。

 

 

やはりコンドームを正しく使う事と、不特定多数のパートナーを持たない事、少しでも不安要素があるのなら検査をする事が重要だと言えます。

 

 

温泉を楽しく入るのは・・

さてクラミジアで話がそれましたが、銭湯や温泉で移ってしまう性病があるか否か・・・という課題の答えは「YES」となりました。

 

 

となると、怖くてこの先銭湯や温泉に行けなくなってしまいます。せっかくの趣味だったのに、この先もう絶対に温泉なんか行かない!もう私は温泉恐怖症になった!というのも悲しい話です。ではどうすれば良いのでしょうか?

 

 

銭湯や温泉をチョイスする際、「秘湯」などの誘い文句も魅力的ではありますが、あまりマイノリティー過ぎない清潔感のある場所をチョイスしましょう。

 

 

源泉かけ流しの場合なら、ある程度の時間で全てのお湯が入れ替わりますから、清潔な筈です。そして循環式の場合はカルキでお湯を消毒していますから、感染を心配する必要はまずないかと思います。

 

 

 

本来感染というのは、「人体に関わる免疫力の強さ」と「外部からやってくる病原体の量」という力関係のバランスによる部分が大きいので、通常の健康な人であれば、感染するリスクは非常に低いのです。但し浴場の椅子に腰かける前にシャワーで洗い流す事や、使用するタオルが不潔か心配ならマイタオルを持参する事を心掛けましょう。

 

 

 

公衆トイレを使用する際は便座シートをすると安心ですし、あえて和式を利用するのもアリです。(しかし公衆トイレの和式は更に不潔な雰囲気であるケースがありますから、その場合ぐっと我慢して近くのコンビニに駆け込んだ方が無難かもしれませんが。)そして免疫が落ちているなと思った時は、温泉は諦めて体調を整えるのが先です。元気になってからでも温泉は逃げませんからね。

 

 

 

ですから、性病を危惧し過ぎて温泉に行かないというのは、ちょっと勿体ないと思います。しかしここからは警告ですが、もし自分が性病治療中となれば話は別です。

 

 

もし自分が膣トリコモナスだった場合、そして治療中にも関わらず温泉に行ったとしたら、誰かに移してしまう恐れがあります。絶対に温泉に行ったり、誰かとタオルを共用しないで下さい。これはモラルの問題です。

 

 

大好きな温泉の湯船に浸かっている際、自分の隣の人が性病の治療中だったら?私なら絶対に嫌です。自分が相手にされて嫌な事は、絶対にしない様にしましょう。

 

 

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